保育からみる動物園 No.0
- 佐々木 匠

- 2022年11月4日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年10月16日
※記事作成日:2016年6月4日
動物園において、子どもとの関わりは必然である。
子どものことを理解したい、子どもとの接し方を学びたい。その思いから、保育園でアルバイトを始めたのは6年前(2010年)。1~2歳児の担任補助をメインに8か月間働かせていただいた。 感覚的だけでなく理論的にも理解したいということで、そのときU-CANで保育士試験の資料を請求するも、勉強必要量にたじろぎ受験には至らなかった。
動物園では2011年からは3年間ペンギンコーナーに配属され、もう1年同じコーナーだったら保育士試験に挑戦しようかなと考えていた。そしてその翌年(2014年)、ペンギンコーナーに配属されたので、4月から勉強を始めた。
保育士試験筆記科目は
1.保育原理
2.教育原理・社会的養護
3.児童家庭福祉
4.社会福祉
5.保育の心理学
6.子どもの保健
7.子どもの食と栄養
8.保育実習理論 の8科目。
これらに受かれば実技試験に臨める。
結果は残念ながら不合格。
全科目6割以上の得点を取らなければならないが4科目がそのラインに到達できず。
2015年はポニーコーナーに異動があったが、一部合格科目は2年後まで試験免除されるので、残り4科目の合格目指してリベンジ!
1科目は合格ラインギリギリだったものの、なんとか合格。 しかし、次の実技試験でつまづき、資格取得に至らず。
今年度はなんとか合格したいものです。
前置きが長くなりましたが、これまで保育士試験の勉強を通して気付いたことは、動物園と保育園・飼育係と保育士には類似点が多い、ということ。給料が安いだけじゃなくてね。
しかし、両者には大きな差があり、法的整備はその1つ。保育士は国家資格に認定されています。保育士まではいかないにしても、飼育技師資格はもっと変わるべきだと思います。また、飼育ハンドブックはあっても、飼育係ハンドブックはない。飼育係たるものこういったことに留意せよ、といった指針があって然るべきだとも思います。
学びを整理するためにも、保育業界から動物園に活かせることをこれからFB上で少しずつまとめていきたいと思います。
※写真は保育園のアルバイト最終日、子どもたち・先生方からいただいた宝物です。あのときの経験を活かせるよう頑張るぞ!という気を沸かせてくれる励みになっています。






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